大阪ミナミ

2013年07月21日

 昨日は慈恵医大OBの整形外科の先生方との骨粗鬆症についての勉強会に大阪まで行ってまいりました。骨粗鬆症の新しい治療薬「テリパラチド」に関する最新の情報や、実際の臨床現場での薬の使い分けや、指導法、骨代謝マーカー等の効果判定など意見交換をさせていただきました。日本における骨粗鬆症患者は約1,100万人と推定されており、骨粗鬆症の治療および骨粗鬆症に伴う骨折の予防は、高齢化社会を迎えた日本において、重要な課題となっています。現在日本では、骨吸収抑制剤による骨粗鬆症治療が主に行われていますが、既存骨折のある患者さんや骨密度が著しく低下した患者さん、高齢の患者さんなど、骨折の危険性の高い骨粗鬆症患者さんを治療する上で高い効果を発揮する骨形成促進剤(新たな骨をどんどん作る薬)なのです。毎日自分で注射するタイプと、週1回通院で注射するタイプがあり、患者さんの状況によって使い分けております。胸腰椎圧迫骨折など、骨折を繰り返したり、骨折による痛みで苦しんでおられる方がいましたら、是非ご相談ください。

 会の終了後は、久しぶりのミナミの街へ。〆は「金龍ラーメン」ではなく、この裏の「神座ラーメン」へ。15年ぶりぐらいでしたが昔と変わらず、おいしゅうございました!