関節リウマチ地域連携

2012年11月15日

 今日は、「神戸市医師会 リウマチ地域連携説明会」へ行ってきました。
 メソトレキサート製剤の使用量上限の拡大や、様々な生物学的製剤の登場により関節リウマチの治療は、めざましい発展、多様化を遂げております。
今回、神戸市医師会による関節リウマチの連携システムの概要を聞いてきました。まだ、発展途上とのことですが、市内の患者さんの治療機会の均等化、治療内容の標準化を目指して、地域医療機関とリウマチの基幹病院と連携がとれるシスムです。また、医療機関の診療レベルに応じた逆紹介のシステムもできております。クリニックから生物学的製剤の導入や、手術を基幹病院にお願いし、落ちつけば再びクリニックで経過観察し、増悪すれば、再び基幹病院へといった連携が始まっております。 
 今後は、一施設で完結する治療ではなく、地域が一体となりそれぞれの施設の強みを生かした医療連携が、リウマチのみならず、他疾患でもますます重要になってくると思います。

中神クリニック
西神中央、西神南の整形外科
神戸市西区狩場台3-9-8