高齢者肺炎球菌ワクチンQ&A

2014年10月07日

10月1日から高齢者肺炎球菌ワクチンが定期予防接種化され、行政から対象者に案内が届いたり、テレビコマーシャルで大量に宣伝されているせいか、当院にも多くの問い合わせが来ております。多くの方がこの制度を理解されてない点があります。現時点で多い問い合わせ内容をご紹介しますので参考にして下さい。

Q1、今回の助成による接種から5年後にも、通知が届き、助成による接種が受けられるか?
A 今回の助成は1人1回のみの助成です。助成が受けられるのは今回が最初で最後です。今回助成による接種を受けても、受けなくても次回(5年後)からの接種は全額自費(任意接種)となります。

Q2、今回の接種を見合わせて、5年後に公費助成の接種を受けたいけど可能か?
A 不可です。この制度は1人1回限りの公費助成です。今年度接種を受けないと、次年度以降公費助成での接種は受けられません。ただし、全額自費の任意接種で接種することはできます。

Q3、以前に全額自費(任意接種)で接種を受けたが、今回も案内が届いたので接種できないか?
A できません。この制度では、今までこのワクチンを接種したことのない方を対象にしていますので、案内が届いた方でも接種歴がある方は公費助成を受けられません。全額自費の任意接種として接種することは可能です。ただし、5年以上の間隔を空けることをお勧めします。5年以内に再接種すると、注射部位などの副反応が強く出ることがあります。

Q4、10月以前にこの制度を知らず全額自費(任意接種)で接種を受けてしまったが、助成分のお金は返ってこないか?
A できません。残念ながらそのような制度はありません。

 助成が受けられる対象者は、神戸市から案内が送付されますので、当院での接種希望者は必ず電話等で予約の上、当日ご持参下さい。

 肺炎球菌ワクチン 自己負担額 4.000円(3.970円分が助成されます)

 

 神戸市のホームページも参照下さい↓↓

 高齢者肺炎球菌の予防接種について 神戸市