チメロサールフリーインフルエンザ予防接種

2014年10月16日

 今年もインフルエンザ予防接種の季節がやってきました。当院は今年度から、有機水銀(チメロサール:防腐剤として使われるエチル水銀)を含まないインフルエンザ予防接種ワクチンの接種を開始しました。

 チメサロールとは、簡単に言えば防腐剤としてワクチンに添加してあり、エチル水銀を含んでいますが,水俣病などの健康被害が報告されているメチル水銀とは異なり,神経組織を始めとした臓器に取り込まれる割合は低く,その半減期も短く1週間未満(メチル水銀は半減期約1ヵ月半)です.現在のところ、ワクチンに含まれているような微少量では,実際的な健康被害の報告も,神経症状などを生じるといったような因果関係を証明する研究報告もありません.しかし水銀剤であるということから,世界でも安全性に対する問題点が議論されており,WHOは当面はチメサロールを可能な限り減量し,将来的には代換えとなる保存剤を開発し,これを完全にとり除くことを各国に向けて勧告しています.

 当院では、妊婦の方や、接種部に発赤や腫脹等ができるチメロサールアレルギーの方の方はもちろん、すべての方に安心して予防接種を受けていただくために、すべてのインフルエンザワクチンをチメロサールフリーワクチンを使用しております。予約の必要もありませんので直接ご来院ください。