診療報酬に関する掲示について(2025/6/1現在)

2025年06月01日

当院は「保健医療機関」です。療養担当規則や、施設基準、算定要件等でウエブ掲載が必要な掲示事項は以下の通りです。変更があり次第、随時更新させていただきます。

〇「初診料の機能強化加算」について

当院では、「かかりつけ医」として以下のような取り組みを行っています。
・他の医療機関の受診状況およびお薬の処方内容を把握した上で服薬管理を行います。
・健康診断の結果や、健康管理に関する相談に応じ、必要に応じて専門医・医療機関を紹介しま
す。
・保健・福祉サービスに関する相談に応じます。
・夜間・休日等の緊急時の対応方法について情報提供します。

〇「時間外対応加算3」について

当院は、「かかりつけ医」としての取り組みを行っており、再診時に「時間外対応加算3」(患者様1名につき1回3点)を算定させていただきます。 通院されている患者様に対して、時間外に緊急の相談がある場合に対応できる体制を整えております。 診療時間外の夜間の数時間に、やむを得ない事由により、電話等による問い合わせに応じることができなかった場合であっても、可能な限り、速やかに対応することができる体制をとっています。

夜間、休診日、休日等、不在にて対応できない場合には下記連絡先にご相談ください。
・救急安心センターこうべ『#7119(救急医療電話相談)』つながらない場合は(078)331-7119
・神戸市医師会西部休日急病診療所『079-795-4915』

〇「医療情報取得加算」について

当院は診療情報を取得・活用することにより、質の高い医療の提供に努めております。

正確な情報を取得・活用するために、マイナ保険証によるオンライン資格確認の利用にご協力をお願いいたします。マイナ保険証利用の有無にかかわらず初診料に1点または再診料に3か月に1回1点を加えて算定させていただきます。

〇「明細書発行体制等加算」について

当院では、医療の透明化や患者さんへの情報提供を積極的に推進していく観点から、領収書の発行の際に、個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書を無料で発行しております。なお、明細書には、使用した薬剤の名称や行われた検査の名称等が記載されております。明細書の発行を希望されない方は受付窓口までお申し出ください。

〇「一般名処方加算」について

当院では、後発医薬品のある医薬品について、特定の医薬品名を指定するのではなく、薬剤の成分をもとにした一般名処方(一般的な名称により処方箋を発行すること※)を行う場合があります。一般名処方によって特定の医薬品の供給が不足した場合であっても、患者さんに必要な医薬品が提供しやすくなります。ご理解ご協力のほどよろしくお願いいたします。

※一般名処方とはお薬の「商品名」ではなく、「有効成分」を処方せんに記載することです。

〇「医療DX推進体制整備加算」について

当院では令和6年6月の診療報酬改定に伴い、医療DX推進体制整備加算について以下の通り対応を行っています。

1.オンライン請求を行っています。
2.オンライン資格確認を行う体制を有しています。
3.電子資格確認を利用して取得した診療情報を、診察室で閲覧又は活用できる体制を有しています。
4.電子処方せんの発行を行う体制を有しています。
5.電子カルテ情報共有サービスを活用できる体制については現在整備中です。(令和7年9月30日までの経過措置)
6.マイナンバーカードの健康保険証利用について、お声掛け、ポスター掲示を行っています。
7.医療DX推進の体制に関する事項および質の高い医療を実施するための十分な情報を取得しおよび活用して診療を行うことについて、当医療機関の見やすい場所およびホームページに掲載しています。

〇「ベースアップ評価料」について

当院では「ベースアップ評価料」を算定し、その一部を患者様にご負担頂いております。本評価料は医療従事者の処遇改善にその全額を充当することにより、物価高騰の中、医療従事者が安心して職務に従事することを目的としております。

〇「夜間早朝等加算」について

当院では平日 18:00以降、土曜日 12:00以降の時間帯に受付された場合、厚生労働省の定めた診療報酬点数に基づき、夜間早朝等加算50点を診察料に加算させていただきます。

〇「外来感染対策向上加算」について

当院では初診の患者様に対して月1回外来感染対策向上加算6点を算定しております。

・感染管理者である院長が中心となり、従業者全員で院内感染対策を推進します。
・院内感染対策の基本的考え方や関連知識の習得を目的に、研修会に年2回参加しております。
・感染性の高い疾患(インフルエンザや新型コロナウイルス感染症など)が疑われる場合は、一
般診療の方と導線を分けた診療スペースを確保して対応します。
・標準的感染予防策を踏まえた院内感染対策マニュアルを作成し、従業員全員がそれに沿って院
内感染対策を推進していきます。
・感染対策に関して基幹病院と連携体制を構築し、定期的に必要な情報提供やアドバイスを受
け、院内感染対策の向上に努めます。

〇「生活習慣病管理料」について

年々増加する生活習慣病対策の一環として、厚労省は令和6年6月1日に診療報酬を改定し、これまで診療所で算定してきた『特定疾患管理料』を廃止し、個人に応じた療養計画に基づきより専門的・総合的な治療管理を行う『生活習慣病管理料』へ移行しました。本改定に伴い高血圧・脂質異常症・糖尿病のいずれかを主病名とする患者様で、『特定疾患管理料』を算定していた方は、『生活習慣病管理料』へと移行しました。

この度の改定によって、患者様には個々に応じた目標設定、血圧や体重、食事、運動に関する具体的な指導内容、検査結果を記載した『療養計画書』へ初回のみ署名(サイン)を頂く必要がありますので、どうかご協力のほどよろしくお願いします。また、患者様の状態に応じ、医師の判断のもと、リフィル処方や28日以上の長期の投薬を行う場合がございます。

〇「在宅療養支援診療所」「在宅時医学総合管理料」について

当院は、他の保険医療機関と地域における在宅医療の支援に係る連携体制を構築し、「在宅療養支援診療所」の届出を行っています。在宅療養支援診療所とは、患者様が住み慣れた地域で安心して療養生活を送れる体制を確保することで、訪問看護ステーション等と連携を行い、訪問診療、訪問リハビリテーション等を行っています。

〇「運動器リハビリテーションⅡ」について

当院は、運動器リハビリテーションⅡの施設基準を満たしております。様々な運動器疾患(外傷、慢性疾患、術後)のリハビリテーションを理学療法士とともに実践しております。